家族カードとは?発行するメリット・デメリットと選び方、おすすめのカードを解説!

The following two tabs change content below.
下山田 聖也

下山田 聖也

経歴 2018年より、東証一部上場大手の信販会社や、大手銀行のコンテンツマーケティング、SEOコンサルティングを主に手がける。 キャッシュレス・QR決済では500店舗以上の導入をサポートした実績を持ち、自ら指揮したプロジェクトは、地上波のテレビに報道されるなど、思わずシェアしたくなるような、わかりやすい説明が得意

家族でクレジットカードを利用している方は何人いますか?

もし2人以上の家族構成であるなら家族カードを発行していないと損をしている可能性があります。

家族カードは本会員と同等のサービスをお得に受けることができるカードです。

今回は、家族カードに詳しく紹介していきます。

この記事を読むことで、家族カードのメリット、デメリットはもちろん。家族カードの選び方や、家族カードが発行できるおすすめのクレジットカードも合わせて紹介していきます。

家族カードとは?


家族カードとは名前の通り、クレジットカード本会員の家族が所持できるカードです。

通常のクレジットカードですと、クレジットカード会社と契約している本会員のみが利用できますが、家族カードは追加発行することにより身内でもクレジットカードの利用を可能にしてくれる便利なサービスです。

条件を満たすことで、自分の子供や兄弟、夫、妻など人数分発行が可能です。

家族カードは1人一枚と決まっている

原則家族カードは1人に対して1枚まで発行できます。

例えば、妻に家族カードを持たせるなら1枚発行し、妻専用の家族カードになります。

つまり、家族カードは1人1枚発行することができ、その人専用のカードになるので、他の家族はそのカードを利用することができないということです。

なので、妻以外にも子供に持たせる場合は、2枚目の家族カードを追加発行しなければならないということです。

18歳未満以下の高校生は不可

家族カードを自身の子供に対して発行する場合、子供の年齢が18歳以上(高校生不可)でなければなりません。

なので、大学生や社会人の子供にのみ家族カードを発行することができますので、注意してください。

家族カードの申し込み条件や審査について

家族カードを発行するに当たっての条件ですが、前述で紹介したように子供に対しては18歳以上でなければなりません。

以下に家族カードを発行する基本的な条件についてまとめました。

家族カードを発行する条件
  • 18歳未満(高校生不可)ではないこと
  • 本会員と共に生活をしている(原則従兄弟も可)
  • 本会員のクレヒスが良好である

上記3つの条件を満たしていれば家族カードに申し込むことができます。

家族カード発行の審査について

家族カードの審査は本会員の信用情報をみて発行の可否を決めるので、家族カードを所持する人の属性は関係ありません。

なので、本会員の信用次第で審査に通るので基本的に審査はかなり甘いと言えるでしょう。

しかし、安定した収入や過去に延滞などを繰り返していると審査に落ちしてしまうこともあるので注意してください。

家族カードならゴールドカードでも所持できる

家族カードは本会員の契約しているクレジットカードと同一のものが発行されます。
なので、本会員の方がゴールドカード、プラチナ、ブラックカードを利用していればアルバイトや主婦、過去に金融事故を起こした方でも上級クレジットカードを所持することができます。

家族カードを発行するメリット


では、家族カードを発行するメリットは何が考えらるのか以下の章で解説していきます。

家族カードを発行した方が良いのか、別のクレジットカードを発行した方が良いのか迷っている方は参考にしてみてください。

家族カードを発行するメリットは主に6つあります。

その6つのメリットとは

  • 家族でポイントを貯めることができる
  • 各種保険が家族カードにも適応される
  • 家族カードは年会費が安い!または無料が多い
  • 本会員が登録している口座から引き落としなので管理が楽
  • 誰がどのくらい利用したか利用明細があるので安心
  • 過去に債務整理(ブラックリスト)をしても家族カードは発行可能

次の章でそれぞれのメリットについて簡単に紹介していきます。

家族でポイントを貯めることができる

家族カードを発行するとポイントを効率よく貯めることができます。

おそらくほとんどの方は、クレジットカードの限度額を超えるような使い方はしていないと思います。

そのため、得られるべきポイントを受け取らずに日々を過ごしていると思います。

ですが、家族カードを発行すれば各々がカード決済をするたびにポイントが溜まっていきますので、かなり効率よくポイントを貯めることができます。

各種保険が家族カードにも適応される

家族カードには本会員に付帯されている各種保険が適応される場合が多いです。

クレジットカード会社の保険はサービスに統一性がなくクレジットカード本会員にしか適応されない種類もよくあります。

家族カードを発行しておけば本会員と同じ保険に加入することができるので、国内外の旅行などでは、家族全員を守ることに繋げることができます。
※18歳未満の方は旅行会社の保険をかけるようにしましょう。

家族カードは年会費が安い!または無料が多い

家族カードは年会費が安かったり、無料である場合が多いです。

特に最近よく見かけるのが家族カード1枚目の発行が無料といった具合に、別のクレジットカードを発行するよりもお得なパターンが多いのが特徴です。

本会員が登録している口座から引き落としなので管理が楽

家族カードを利用してどこの口座から引き落としがされるのか疑問に思う方もいるでしょうが、基本的に引き落とし先の口座は本会員の方が登録している口座一つが原則です。

なので、お金の管理が楽になるというメリットが挙げられます。

誰がどのくらい利用したか利用明細があるので安心

上記に合わせて誰がどのくらい利用したのかが利用明細でわかるので一つの口座からの引き落としでも安心して管理することができます。

人によっては、どのお店でどのくらい使ったかがわかるようになっているのでデメリットに感じる方もいるかもしれませんね。

過去に債務整理(ブラックリスト)をしても家族カードは発行可能

家族カードを発行するにあたって審査の対象は本会員の方になりますので家族カードを発行する人の信用情報に傷があっても(ブラックリスト)発行は可能です。

しかし、本会員の方の属性をみて発行の可否を決めるので必ず通るとは言い切れませんが、基本的に審査は甘めになっているという認識で大丈夫でしょう。

家族カードを発行するデメリット

家族カードを発行するにあたってのデメリットは以下の通りです。

  • クレジットカードの利用実績(クレヒス)が積み上がらない
  • 利用明細で何に利用したかバレる
  • 限度額に達してしまう速度が上がる
  • 家族カードではキャッシングが利用できないこともある
  • 本会員が事故(自己破産などの債務整理)を起こすと利用停止

以下の章で具体的にどのようなデメリットなのかその概要を解説していきます。

クレジットカードの利用実績(クレヒス)が積み上がらない

クレジットカードは本来、日々利用していれば利用実績(クレヒス)が溜まっていきます。

この利用実績の状態がよければ良いほどワンランク上のクレジットカードを発行したり、別のクレジットカードを発行する際に審査に良い影響を与えることができます。

しかし、家族カード利用者にはこの利用実績。クレヒスが積み上がらないので、新規に新しいクレジットカードを発行しようとすると少し難易度が高くなることが考えられます。

特に20歳は、この利用実績を積み上げなければならない時期でもあるので、これを考慮して家族カードを誰に発行するか決めると良いでしょう。

利用明細で何に利用したかバレる

前述でも少しお話ししましたが、家族カードを誰が、いつ、なにに決済を行なったかが一発でバレる利用明細が送られてきます。(Web明細も同様)

何も隠し事がなければ良いのですが、仮に既婚者がキャバクラなど奥さんの了承を得ずにいったとしてクレカ決済を行うと利用明細でバレてしまうので注意が必要ですよ(笑)

限度額に達してしまう速度が上がる

利用限度額は一ヶ月にクレジットカード決済ができる金額のことを指します。

家族カードを発行すると利用限度額に達してしまう速度が上がるので、いざという時に決済できないなんてことも十分あり得ます。

なので、事前に限度額を確認しておき、各々月にいくらまでクレジットカードを利用しても良いなどルール作りが必須と言えます。

何も考えず家族全員でカード決済を行なっているとあっという間に限度額に達してしまいその月はカード決済できなくなるので注意してください。

家族カードではキャッシングが利用できないこともある

クレジットカード本会員にはキャッシングサービスがあります。

前述で紹介した限度額の範囲内でキャッシングを利用することが可能です。

簡単に説明するとクレジットカードの限度額は「ショッピング枠」「キャッシング枠」という二つの枠で成り立っています。

ショッピング枠はその月に使える金額で、キャッシング枠はショッピング枠の一部なのです。

例えば、限度額が30万円だったとして、ショッピング枠が20万円、キャッシング枠が10万円=30万円(限度額)

ということになります。

ですが家族カードはこのキャッシング枠を利用することができない場合もあるので、そもそもキャッシングを必要とする状況にならないようにするのが得策です。

本会員が事故(自己破産などの債務整理)を起こすと利用停止

最後に挙げられるデメリットは本会員の方が、金融事故や延滞を繰り返したなど信用情報に傷がつくようなことがあるとクレジットカードの利用が停止されます。

もちろん、同じ口座から引き落としされ、本会員の属性をみて家族カードの発行をしているので家族カード利用者も一緒に停止という扱いを受けます。

あまりこのような事例は少ないですが、可能性は0ではないのでブッラクリストに掲載されるようなことはしないようにしましょう。

家族カードが発行できるおすすめのクレジットカード3選


家族カードを発行するにあたっておすすめのカードを3枚紹介していきます。

クレジットカードの特徴や利便性はもちろん、なぜ家族カード発行に向いているのかなど詳しく解説していきますので、参考にしてみてくださいね!

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード(アメックスゴールド )

アメックスゴールドの概要 詳細
券面
年会費 29,000円(税抜)
※初年度無料
家族カード 12,000円(税別)
一枚目無料
ポイント還元率 0.50%
国際ブランド Americanexpress
海外旅行傷害保険 最大1億円
おすすめ度 ★★★★★

最初に紹介するクレジットカードはステータス性が非常に高いアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード(アメックスゴールド )です。

アメックスゴールドは家族カードが1枚目まで年会費無料で発行できるクレジットカードです。

2枚目以降は12.000円の年会費がかかってしまいますが、アメックスゴールドの海外旅行保険や空港ラウンジ無料サービスなど優秀な特典、サービスも引き継がれるのでアメックスゴールドを所持しているなら家族カードは発行して置いて損はありません。

また、2枚目以降に関しても海外旅行に行く機会が年1でもあるという方は、年会費の元を軽く取り戻すことができるのでおすすめです!

三井住友VISAカード


三井住友VISAカードはカードの種類によって家族カードの年会費が変わります。

三井住友VISAカードは上級カードになればなるほど家族カードの年会費負担が低くなる傾向にありますが一般カードであたっとしてもそこまで高い年会費を要求されることないので、どの種類の家族カードが自分に向いているのかは本会員の方が契約できるクレジットカードで大丈夫でしょう。

VISAまたは
Mastercardいずれか1枚
VISAとMastercardの2枚
三井住友プラチナカード 無料 無料
ゴールドカード/プライムゴールドカード 1人目年会費無料
2人目から年会費1,000円+税
1人目年会費無料
2人目から年会費2,000円+税
ヤングゴールドカード 1人目年会費無料
2人目から年会費1,000円+税
1人目年会費無料
2人目から年会費2,000円+税
エグゼクティブカード 年会費250円+税 年会費500円+税
クラシックカードA 年会費550円+税 年会費800円+税
本会員が学生の場合
(卒業予定年まで)
年会費125円+税
(配偶者のみ)
年会費250円+税
(配偶者のみ)
クラシックカード 年会費400円+税 年会費650円+税
本会員が学生の場合
(卒業予定年まで)
無料
(配偶者のみ)
アミティエカード 年会費400円+税 年会費650円+税
本会員が学生の場合
(卒業予定年まで)
デビュープラスカード 年会費400円+税
ETC一体型カード
ゴールドカード 年会費1人目無料
2人目から年会費1,000円+税
クラシックカード 年会費400円+税
バーチャルカード 年会費300円+税
SMBC CARD
ゴールドカード 1人目年会費無料
2人目から年会費1,000円+税
クラシックカード 年会費400円+税
三井住友VISA
SMBC CARD
クラシックカード 年会費400円+税
1人目初年度年会費無料
ゴールドカード 1人目年会費無料
2人目から年会費1,000円+税
プライムゴールドカード 1人目無料
2人目から年会費1,000円+税

引用:三井住友家族カード

楽天カード

ポイントを家族カードを利用して、より多く獲得したいという方におすすめなのが楽天カードです。

楽天カードは家族カードの年会費が永年無料のカードになるので初めて家族カードを発行する場合は、楽天カードでお試しとして利用してみると良いでしょう。

楽天カードは発行に対してキャンペーンなどを行なっているので、ポイントを効率よく貯めたいという方にはうってつけのカードでしょう。

また、海外旅行保険なども付帯されているので、基本を抑えたクレジットカードとしても有名ですので、初めてのクレジットカードでも楽天カードが多く選ばれています。

楽天カードの概要 詳細
券面
年会費 永年無料
ポイント還元率 1%
家族カード 年会費永年無料
国際ブランド VISA,AMEX,MasterCard,JCB
海外旅行傷害保険 最高2,000万円
付帯制度 利用付帯
おすすめ度 ★★★★☆

家族カードの選び方


家族カードを発行するおすすめのカードを4つ紹介しましたが、これはあくまでおすすめであって誰でも当てはまるということではありません。

そこで、家族カードを発行することを前提としたクレジットカードの選び方は次の章でご紹介していきます。

上級クレジットカードほど家族カードはお得になります

アメックスゴールドやJCBゴールドカードのように上級クレジットカードほど家族カードの特典やサービス、また年会費などがお得になる傾向にあります。

そもそも家族カードは本会員が持っているクレジットカードと同一のものを発行しますので、上級クレジットカードほどサービスが手厚くなる傾向にあるのです。

例えばアメックスゴールドであれば、家族カードが1枚目の発行であれば年会費が無料であったり、アメックスゴールドに付帯されている特典やサービスなどを利用することができます。

なので、家族カードを発行するのであれば、上級クレジットカードから発行すると良いです。

なるべく年会費無料の家族カードが良い

家族カード発行にあたって年会費が無料なのかどうかも選ぶポイントの一つです。

三井住友プラチナカードですと家族カードの発行が何枚でも無料です。

三井住友プラチナカードは年会費が50,000万円と高めの設定になっていますが、家族カードを発行することを前提とすればかなりお得なカードです。

プラチナ級の特典やサービスを引き継いだカードが2枚存在することになるので、この恩恵はかなり大きなポイントです。

実質プラチナカードを25.000円で所持することができると考えれば、年会費が無料の家族カードをなるべく発行する方が得策と言えます。

ポイント還元率が高いとかなりお得に

ポイント還元率の高さから家族カードを選ぶのもひとつのポイントと言えます。

例えば、楽天カードであれば、常時1%の還元率を誇っているだけでなく、楽天市場での決済時は還元率が10倍になることもあります。

楽天カードの家族カードは年会費が永年無料だけではなく発行の際にキャンペーンでポイントをプレゼントされるということもあるので、楽天カード一枚でポイントを貯めるよりもはるかに多くのポイントを貯めることにつながるでしょう。

人数が多く旅行にも行く場合は付帯保険もしっかり確認しましょう

家族で旅行に行く際に旅行会社の保険をつけようとする場合、それなりに費用がかかってしまいますよね?

そんな時に海外旅行傷害保険が付帯されている家族カードを所持していれば、持ち主の分の保険料を家族カードが代用してくれます。

そういった観点からどのクレジットカードで家族カードを発行するのか選ぶポイントとして押さえておきましょう。

家族カードに関するよくある質問

家族カードの名義を変更することができますか?
原則名義は本会員の方になるので、名義の変更はできません。
本会員が死亡または失踪してしまった場合はどうなるの?
本会員の方が亡くなってしまった。失踪してしまった場合解約しなければなりません。また、貯まったポイントなども全て失効。ETCカードも解釈しなければならないのでそれらを考慮した上で家族カードを発行するようにしましょう。
家族カードの引き落とし先(口座)を別々にしたいんだけど。。。
家族カードの引き落とし先を別々にすることは基本できませんが、クレジットカードの種類によっては、変更することも可能なので申し込みの前にしっかり確認して置くようにしましょう。
カード番号や暗証番号はどうなるの?
クレジットカードのカード番号は違ったものが発行され、暗証番号も個別で設定することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

家族カードのメリットやデメリットは多くありますが、家族カードの選び方を間違えさえしなければ発行して基本問題ないですし、それどころか本会員の特典やサービスが使える上、ポイントも効率よく貯めることができるので家族がいらっしゃる方でしたらぜひ検討してみましょう。

しかし家族カードは利用者の実績が積み上がらないというデメリットもあるので20代、30代のかたはしっかり個人で契約しましょう。

また、家族カード最大のメリットは利用者の属性が関係なく発行できるという点にあり、たとえ自己破産などの債務整理をしてもクレジットカードの利用が可能になるので、そういった方にもおすすめです。

家族カードを発行する際は今回の内容を考慮して選ぶようにし、より賢くクレジットカードを使うようにしましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

下山田 聖也

経歴 2018年より、東証一部上場大手の信販会社や、大手銀行のコンテンツマーケティング、SEOコンサルティングを主に手がける。 キャッシュレス・QR決済では500店舗以上の導入をサポートした実績を持ち、自ら指揮したプロジェクトは、地上波のテレビに報道されるなど、思わずシェアしたくなるような、わかりやすい説明が得意